プロジェクト
インド アハ ノア ウトドア
千のおうち real place ideas
「はしぶくろ」記憶…記録…思い出し、そして追憶
結婚劇場
Person Passon
(日本語は下へスクロール)
concept:
Chinese whisper is a good metaphor of a relationship between artworks and spectators. We can never message our own thoughts well to others. But also we can never know if the message went to correctly or wrongly. So artists make a work, and people feel/ understand something from the work in each different way. This time I just made this metaphor happening in one simple physical way. However like I said, even this work it-self could have misunderstanding like Chinese whisper.
the way:
I ask audiences to copy one sentence on a paper by their hand writing. I continue this asking to audiences as many as possible. The audiences copy not same text. They have to copy the copy text of last audience. So the sentence looks will be change a little and a little. Thus in the end of my exhibition, the text might be really different visual as the original sentence. And I hang all of papers in my exhibition space and everyday upload all photo of papers on this blog. (person-passon.blogspot.jp/)
The original text is in Japanese [気持ちってなかなかうまく伝わらないものね (It is rather not easy to convey own feelings well)]
This works concept come from my graduation paper "Originality is unperfect copy"
[2010 at Willem de Kooning Art Academy graduation show in Rotterdam HOLLAND]
コンセプト:
伝言ゲームは、作品と鑑賞者の関係性の良いメタファーです。私たちは、人に何かを伝える時、正しく伝えられたのかどうか、それさえ知ることができません。それ故、アーティストは作品を作り、人はそれぞれの方法で作品から何かを感じたり、理解したりします。この作品は、シンプルに物理的に起こっていることをメタファーにしてみました。しかし、この作品それ自体にも、伝言ゲームのようなズレの連鎖・人による無意識の編集による誤解があるかもしれません。
手法:
鑑賞者にある一文を紙に書き写してもらい、これをできるだけ多くの人に続けました。鑑賞者は同じ文章をコピーするのではなく、前の人がコピーした文章をコピーします。そうすると、ズレによって文章の見え方が少しずつ変わっていきます。そして、展覧会の最後には、元の文章とは全く違うビジュアルへと変化しました。展示スペースには鑑賞者によって模写された紙をすべて吊るしました。(http://person-passon.blogspot.jp/)
ある一文は日本語で
[気持ちってなかなかうまく伝わらないものね]
です。
この作品のコンセプトは自身の卒業論文「オリジナリティとは不完全なコピーである」から着想を得ています。
2010年ウィレム・デ・クーニング芸術アカデミー卒業制作展にて(ロッテルダム/オランダ)
ワタシニホンゴワッカリマセンツアー@浜松(静岡県)
静岡県浜松市で開かれたユニバーサルデザイン国際会議へ参加している外国人を日本語が通じない障害者とみなし、「ワタシニホンゴワッカリマセンツアー」を開催。ツアーガイドは妊婦と英語力低下という障害を自身も抱えている、オランダから帰国して間もない妊婦アーティストである犬飼沙絵。
ユニバーサルデザインにかけ、外国人=障害者とみなし、その障害をひしひしと体感しながら、浜松を味わってもらうツアー。外国人は言語・習慣・文化・食・人間関係など、私たち日本人が海外を訪れる際(=外国人)と同じような差異を日本で感じているだろう。ということで、ガイドはいわゆる道案内、町紹介をするのではなく、彼らの障害能力を最大限に発揮させるための導き役を務める。キーワードは『尋ねる』という行為で、犬飼が用意したアイテムを使い、ツアー参加者たちに自ら、浜松の人々に道を尋ねるという行為を実行してもらう。そのアクションにより、参加者に人を介して浜松の町を感じてもらい、また浜松の人々にも、自分たちの町で何かよくわからない事が起こっているな、と興味をもってもらう。
Meeting at Yurinoki Street (ガイドツアーの様子を書いてくれている、イベント主催者のブログ)
SarajevoInternationalCultureExchange