NOV292020

言わずに伝える

今日、家族みんなで公園で遊んでいた時に、一氏を敵に十さん百さまが戦い遊びをしていた。地面に描いた土俵の上で。勢い余ってみんなで土俵から落っこちて(現実は飛び出ただけ)「相打ちじゃ〜」と言っていた。私が「相打ちって何?」って聞いたら、十さんは「手をこうやって」と言って、ピストルの形をした手を見せた。真似して私の手もピストルにすると、「打って」という。「バンっ!」と打つと同時に、十さんも「バンっ!」といった。そして「こういうこと」と言ったのだ。


 

来年の4月に間に合うように、引っ越そうとしている。引っ越す先は中古の平屋のおうち。中をリノベーションしないと住みたいとはあまり思えない、という雰囲気。家の周りは雑木林。猪が掘っている痕跡もチラホラ。猪には無視が一番らしい。ほんとかな。エアガンを装備しようと思ってたけど。。。私も子どもを守るためにね。

そうそう、それが4月に間に合う気がしない。建築関係を仕事にしている我が夫の一氏。デートは必ず2時間遅れなスケジュール感覚のお方であります。お尻をぺんぺん叩かねば、来年の4月どころか2年後の4月になっちまう。そんな気がすればするほどお尻を叩く私。しかし一氏を焦らすたびに、前に進むどころか、後ろに進む。毎回、私ら夫婦の「おうち会議」を録音しているが、15回くらい録音した半分が中盤に差し掛かると、喧嘩になっている。。。まあ喧嘩になる経緯を聞き直すってのはなかなか面白いものではあるけど。そのうち、このサイトのメニュー画面のところに貼り付けてみようかな、うちの喧嘩。まだちょっと勇気が出ないのが、正直なところ。


 

そう、だからいい加減私は押し黙り、もうお尻を叩くのをやめ。辛抱強く、自分のやることだけやって、かれが自ら動き出すのを待ち続けた。すると、2週間くらいすると、やっと動き出してくれた一氏。あぁーよかったー。でも、あー疲れる!いちいち、こう一筋縄にいかない所が面白いんだけど、正直体力使うのさ。ただでさえ3人の子育てにヒーコラヒーコラなのにさ。


 

でも、言うことだけが伝えるのじゃ無いのだな、と身をもって学んだ。伝えたい時はあえて言語で伝えない、ということもあるのだな、と。十さんは9歳なのにすごいな。


 

さあ、4月までに無事?すでに無事じゃ無い感半端ないですが、引っ越せるんでしょうか。おたのしみに。